上水道管路耐震化の設計・施工一括発注案件 奈良県と基本契約を締結
2022/09/06
上水道管路耐震化の設計・施工一括発注案件
奈良県と基本契約を締結
株式会社栗本鐵工所(代表取締役社長:菊本一高)を代表とする企業体(以下「当企業体」※1)は、奈良県水道局が設計・工事一括発注方式(DB方式)にて発注した「安堵連絡管第1工区整備事業」において、公募型プロポーザル方式による審査に基づき8月18日付で基本契約を締結しました。
1.事業概要
事業名称 :安堵連絡管第1工区整備事業
事業方式 :設計・工事一括発注方式(DB方式)
業務内容 :開削及び推進工事(呼び径700~200㎜×約2.5㎞)における調査・設計、工事の各業務
契 約 者 :栗本・村本・潮技術コンサル特定共同企業体※1
株式会社栗本鐵工所 [管工事企業(代表)]
(代表取締役:菊本 一高 本社:大阪府大阪市)
村本建設株式会社 [土木工事企業]
(代表取締役:村本 吉弘 本店:奈良県北葛城郡広陵町)
株式会社潮技術コンサルタント [設計企業]
(代表取締役:武田 康夫 本社:奈良県香芝市)
2.背景
奈良県水道局では、磯城郡3町(川西町、三宅町、田原本町)の水道事業広域化における危機管理体制強化の一環として、布設から45年以上経過して老朽化が進む安堵線の小口径(呼び径250㎜)鋼管を大口径(呼び 径700㎜)の耐震型ダクタイル鉄管に更新し、事故発生時の送水バックアップルート確保を目的とする本事業をDB方式にて発注されました。
これを受け、当企業体は、奈良県広陵町におけるDB方式の完工実績やノウハウをいかした実施体制や工程管理、大和中央道の現道交通への影響に十分配慮した計画の立案などの提案を行いましたところ、優先交渉権者として特定され、基本契約を締結する運びとなりました。
なお、管路におけるDB方式での発注は、奈良県水道局として本事業が初の導入事例です。
3.事業期間
2022年8月18日~2026年2月27日(約3年6ヶ月)
当社は、今後も人々の生活を支える上水道という社会インフラの維持更新に向け、ダクタイル鉄管の管材メーカーとして材料の安定供給に加えて、これまでに培われた信頼、ノウハウを活用し、調査、設計、工事といった幅広いソリューションを提供してまいります。
以上
本件に関するお問い合わせ
株式会社栗本鐵工所 パイプシステム事業部 パイプソリューション統括部
電話 06-6538-7615
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