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当社取締役会の実効性に関する評価結果の概要について [栗本鐵工所]

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当社取締役会の実効性に関する評価結果の概要について

2021/06/25


 この度、当社コーポレートガバナンス・ガイドラインに基づき2020年度における当社取締役会の実効性に関する分析、討議、評価を実施いたしましたので、その結果の概要を下記のとおり、お知らせいたします。

1.実効性評価の方法


取締役、監査役全員に取締役会の実効性に関するアンケートを実施し、回答を得ました。このアンケート結果をまとめ、取締役会における分析・討議を通して、当社取締役会の実効性に関する評価を行いました。

評価対象期間:2020年4月1日~2021年3月31日
評価者:全取締役および全監査役(11名)
アンケート質問の大項目:全19問
1.取締役会の構成
2.取締役会の役割
3.取締役会の運営
4.コーポレートガバナンス・コード対応
5.総評

2.取締役会の実効性に関する分析および評価の結果


 当社取締役会においては、提案された議案に対し、社内・社外の区分なく積極的な意見交換および建設的な議論がおこなわれ、監査役の確認行為や意見表明も踏まえ、意思決定がおこなわれております。
 また、2020年度は、中期事業計画(2021-2023)の策定年度でもあり、企業価値向上を見据えた中期的な会社の方向性について議論を重ねました。
 以上より、当社取締役会は、当社コーポレートガバナンス・ガイドラインにおいて定める「当社および当社グループにおけるコーポレートガバナンスに関する基本的な枠組みおよび方針を定め、当社グループの持続的成長および中長期的な企業価値向上に資するコーポレートガバナンスの実現を目指すこと」という目的に則り、取締役会ならびにその諮問委員会である指名報酬諮問委員会がそれぞれの役割を適切に果たし、有効に機能しているものと判断いたしました。


3.今後の課題、取り組み方針


 当社取締役会は、実効性評価に関するアンケートを通じ、下記事項(1、2、4は継続)を課題として認識し、引き続き取締役会として議論し、改善に向けて取り組んで参ります。
1)取締役会の機能を果たす上で経験・知見・専門性等の多様性の維持に向けた最高経営責任者を含む経営陣幹部等のサクセッショ
  ンプランについて取締役会による適切な監督と実施の支援をおこなう。
2)重要な案件については、社外役員に対し、補完会議での社内議論に関する情報提供の充実を図り、業務執行にかかる決定・監督
  の実効性を向上させる。
3)ESG・SDGsを経営の重要な課題と定め、将来の企業価値向上を見据えた事業活動と経営戦略との融合を図る。
4)中長期的な観点から経営課題を議論する機会を増加させ、持続的成長に向けた経営戦略議論や、資本コストを意識した事業の効
  率性・収益性の向上に向けた議論の充実を図る。


これらの施策を通じ、コーポレートガバナンス体制の充実に努めて参ります。

以上

カテゴリ:企業情報