ケイエステックの製品はカタログ製品だけではなく、お客様の希望する仕様に応じて個別に製品を製造する完全受注生産方式もございます。
標準品のラインナップだけではなく、ケイエステックは一台ずつ丁寧にお客様の要望に則した製品も製造致します。
お客様の多種多様なニーズに対し柔軟な対応をするために常に最先端の知識や技術の習得を不可欠とし、それらを製品に反映させて頂きます。
プレス機械は対となす金型(成形型と呼ばれるもので上型と下型から成ります)を用い金型間に相対運動を与え、金型間に置かれた材料に力を加えることによって成形します。同時にその反力を機械自体で支える必要があり金型のサイズによって金型設置面積(ボルスタ)のサイズを変更する必要があります。
プレス機械は何でも早く生産すれば良いのではなく用途によってはゆっくり成形した方が良い場合やモーションに変化があった方が良い場合があります。
従来は加工材料となるシート材を人手で整列させていましたが工場内の省人化を求められているため、昨今ではロボット化が進められています。
プレス機械のストローク長さには、成形用途によって異なります。抜き加工(ブランキング)では短く、曲げや絞り(ドロー)は製品の加工する高さによってストローク長さを選定しなければなりません。
近年、自動車は燃費性能の向上策の一つとして車体の軽量化が進められています。また同時に衝突安全のために骨格部品の高強度化が求められています。この「車体の軽量化」と「高強度化」を両立させるための材料として高張力鋼板(ハイテン材)が積極的に採用されています。プレス機械の動力源にサーボモータ化が進められているのは可変モーションが出来ることによりこの高張力鋼板(ハイテン材)の加工に非常に有効だからです。