当社取締役会の実効性に関する評価結果の概要について [栗本鐵工所]

2016/06/29

　当社コーポレートガバナンス・ガイドラインに基づき、平成27年6月～平成28年3月の当社取締役会の実効性に関する討議、評価を実施いたしましたので、その結果の概要を下記のとおりお知らせいたします。

記

１．実効性評価の方法

　取締役、監査役全員に取締役会の実効性に関するアンケートを無記名方式で実施し、回答を得ました。このアンケート結果をまとめ、取締役会における分析・討議を通して、当社取締役会の実効性に関する評価を行いました。

アンケート質問の大項目（ 全44問 ）
【１．取締役会の構成】
【２．取締役会の役割】
【３．取締役会の運営】
【４．コーポレートガバンス・コード対応】
【５．総評】

２．取締役会の実効性に関する分析および評価の結果

　当社取締役会は、当社コーポレートガバナンス・ガイドラインにおいて定める「当社および当社グループにおけるコーポレートガバナンスに関する基本的な枠組みおよび方針を定めること」、「当社グループの持続的成長および中長期的な企業価値向上に資するコーポレートガバナンスの実現を目指すこと」という目的に則り、取締役会の役割を適切に果たし、有効に機能しているものと判断いたしました。また、当社取締役会においては、提案された議案原案を、社外取締役の意見を通じて取締役会内で充分討議した上で必要に応じて修正する等、監査役の確認行為や意見表明も踏まえて意思決定の有効性という点で自由闊達な意見交換および建設的な議論が為されております。

３．今後の課題、取り組み方針

　当社取締役会は、事業の方向付けや中期経営計画の結果分析等重要な戦略的テーマに関する討議に、より時間を確保するなど、今回の実効性評価を通じて得られた課題を踏まえ、取締役会のさらなる実効性の向上のため、運営改善に努めてまいります。加えて、平成28年4月には社外取締役を長とする、指名･報酬諮問委員会を設立して、経営陣幹部の選解任や報酬の諮問を行う他、取締役会構成についての議論など重要テーマにつきましても、当社にとってのあるべき姿に関して、引き続き取締役会において議論、検討してまいります。

以上

2016年6月29日
株式会社栗本鐵工所