モノづくりで未来を創る、クリモト

先輩社員紹介 - 機械システム事業部 - 設計 [栗本鐵工所]

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採用情報

クリモトを動かす力 職場で働く先輩社員にクローズアップ

スケールの大きな機械を、チーム「クリモト」としてつくりあげることのやりがい。 (2011年度入社(中途採用) 機械事業部 機械システム工学専攻)

インタビュー

今の担当業務を教えてください。

住吉工場で鍛造プレス機の本体、および付帯設備の設計を担当しています。今はメキシコの工場で稼働する4000トンプレス2台の案件が製造段階まで進んでおり、加工と組み立ての工程から出てくる問題の対応に取りかかっています。

入社後、職場に慣れるまで、どういった経験をしてきましたか?

入社して半年間は、先輩を手伝いながら仕事を教えてもらいました。初めて設計したプレスは、過去に顧客に収めた製品のリピート機でした。ある程度仕様が決まっているリピート機の設計で経験を積んで、今は従来からの顧客のみならず、新規顧客の案件や一部新設計が必要な機種も任されています。5~6割以上が海外の案件で、グローバルを実感しています。

クリモトを知ったきっかけ・入社の決め手について聞かせてください。

大阪出身ということもあり、名前は元々知っていました。また大学では機械工学を専攻しておりましたので、ものづくりをしている企業で、機械設計がしたいという思いは強くありました。
クリモトの中には、色々な事業がありますが、その中でも機械システム事業部の取り扱っている「鍛造プレス機」は、スケールが大きいだけでなく、色々な要素が混じった機械でもあり、強く惹かれました。
また、当時は今の部門に女性の技術者がおりませんでした。面接の時に「女性技術者のパイオニアとして頑張って引っ張って行って欲しい」というお話をいただきました。プレッシャーもありましたけれど、女性技術者が後に続いて入社してくれるような環境を作ってやろうという気持ちが沸いてきたこともあり、入社を決めました。

仕事をするうえで、特に心がけていることはありますか?

まずは、チームワークと円滑なコミュニケーションです。設計をするにあたって、先輩や上司に教えていただくことは非常に多いです。それ以上に、モノづくりは、営業、設計、調達、製造現場等、それぞれの部門が責任を果たし、チームとして相互に協力することで初めて成り立つ仕事ですので、チームワークというのはとても大切に思っています。
時には、設計者が書いた図面に対して、モノづくりの現場から厳しい指摘もあります。それは、図面からでは見えない現場の人達のノウハウを伝えてくれるものであったり、ミスの発見であったりもします。ですから、関係部署にできるだけ足を運び、コミュニケーションを取るよう心掛けています。
そして、もうひとつは、顧客を大切にすることです。当社の鍛造プレス機を長く使っていただくわけですから、まずは顧客からの色々な要求や要望を聞いてみることにしています。その時意識しているのは、顧客のニーズの本質はどこにあるのかということです。その顧客にとって本当に役立つものを提案したいので、要望の本質を見極めるという姿勢は忘れずにいたいと考えています。

今後の目標は何ですか?

設計の本質、機械の根本がわかる技術者です。今はまだ目の前の案件のことで精一杯ですが、いつかは、今までなかった新しいプレス機を生み出してみたいですね。

就職活動のアドバイス

業界・業種を絞るというよりも、職務(職種)で考えてみてもいいかもしれませんね。就職活動期間中って、改めて自分を振り返る貴重な時間だと思いますので、「自分が本当にやりたいことは何か」に注目して考えてみるのも一つの考え方かと思います。
あと、就職活動のアドバイスではありませんが、社会人になったらすごく勉強することが多くて、なかなかまとまった時間をとることができなくなってしまいます。学生時代に旅行とか「時間があるからこそできること」をやってみたらいいのではないかと思います。

私のオフタイム

休みの日は、テニススクールに通っています。また、仕事が頭から離れないときは、週末に京都のお寺などに車で出かけてリフレッシュしています。