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溶剤吸着燃焼装置 [栗本鐵工所]

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溶剤吸着燃焼装置

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概要


小スペース・低ランニングコストを実現。
ユニット内で熱回収を行なう、
実績に裏打された排ガス燃焼装置です。

粒状活性炭を使用する固定床式排ガス処理装置は2000 塔以上の納入実績を誇り、豊富なノウハウを有し、溶剤濃度の大きな変動・溶剤含有ガスの断続的な排出にも対応可能である点が特色となっております。
この技術に燃焼装置を付加することで、比較的燃焼炉が小さい・昼間だけの操業に対応可能・ボイラー不要・高い安全性・優れた省エネ性を実現したVOC 排ガス燃焼処理装置を御提案致します。

キーワード

製品ジャンル

特長

省エネ(低ランニングコスト)

  • %オーダーの濃縮なので、一般的な燃焼システムより炉が小さくなり、昇温等のコストが低くなります。ゆえに昼間だけの操業に対応可能です。
  • 断続的な排気にも対応可能。(昼休みに吸着を停止しても、大幅な燃料UPになりません)。
  • 燃焼炉の昇温を待たずに吸着を開始できます。
  • 燃料は吸着した溶剤なので、省エネです。(補助燃料は最小限)

安全性

  • VOC 含有ガスを同一ラインで燃焼するのではなく、一旦吸着を終了させてから、別ラインで脱着燃焼を行うので、高い安全性が得られます。
  • 脱着燃焼の際、燃焼炉への溶剤成分の搬送は水蒸気で行うので、高い安全性が得られます。

吸・脱着性能

  • 粒状活性炭を使用した固定床での吸着により、溶剤濃度の大きな変動に対応可能です。
  • 水蒸気での脱着により、沸点200℃程度の溶剤にも対応可。

排熱回収・付帯設備

  • 燃焼炉排熱を利用し、脱着用水蒸気をユニット内で製造。故に水蒸気源(ボイラー)が不要です。
  • 脱着ベーパーごと燃焼する為、排水処理が不用です。


%オーダーの濃縮により燃焼炉が小型化


原ガス濃度の変動吸収により、炉の負荷が安定し補助燃料使用が最小限

用途

塗料・塗装関連からの排ガス処理

印刷(ドライラミネート・グラビア印刷)関連からの排ガス処理

フィルム製造及び接着工程、粘着テープ製造関連からの排ガス処理

化学製品製造関連からの排ガス処理

炭化水素溶剤の乾燥及び脱溶剤からの排ガス処理

キーワード

製品用途

その他

溶剤吸着燃焼装置の用途

1.用途例(発生源・対象設備等):工場からの集合排気、洗浄機・乾燥機からの揮発ガス等

2.対象溶剤

    • 炭化水素系-非水溶性溶剤・・・ベンゼン ・トルエン ・キシレン・スチレン ・ヘキサン ・灯油 等
    • 炭化水素系-水溶性溶剤・・・メタノール ・エタノール・酢酸エチル ・酢酸ブチル・IPA 等

フロー

仕様

吸着塔 1塔当たり 
標準寸法
幅mm×長さmm
2塔式 
処理風量
m3/min
(Max)
3塔式 
処理風量
m3/min
(Max)
4塔式 
処理風量
m3/min
(Max)
5塔式 
処理風量
m3/min
(Max)
6塔式 
処理風量
m3/min
(Max)
630W×800L 20 39 59 79 98
800W×1000L 31 62 94 125 156
1000W×1250L 49 98 146 195 244
1250W×1600L 78 156 234 312 390
1600W×2000L 125 250 374 499 624
2000W×2500L 195 390 585 780 975

実験設備

クリモトでは、当装置を工場内に設置しております。貴社の排ガスによるテストをご希望の際は、ご遠慮なくお申しつけ下さい。

装置仕様

寸法 5000×6500×2800H
吸着塔 5塔式
原ガス風量 Min 15m3/min
Max 90m3/min

ユーティリティ仕様

電源 200V-3φ-60Hz
水道水 32L/h-0.2MPaG以上
空気 0.4~0.8MPaG

溶剤吸着燃焼装置Q&A

Q1
どのような用途に最適ですか?
A1
VOC(溶剤を含む排ガス)処理において、蓄熱燃焼装置、触媒燃焼装置、 直接燃焼装置の代替に最適です。

Q2
どの様な排ガスを処理することが可能ですか?
A2
燃焼可能な溶剤を含むガスが処理可能です。
塩素系の溶剤を含む場合は、処理できませんので、溶剤回収装置にて対応する必要があります。
※蓄熱燃焼装置、触媒燃焼装置、直接燃焼装置も同様です。

Q3
処理可能な溶剤濃度は?
A3
目安は、200ppm~5000ppmとなります。
(より高濃度の場合は、希釈して処理可能です。)
トルエン換算で250ppm以上の熱量があれば、溶剤の熱量で燃焼を賄えます。(自燃)
 参考
  触媒燃焼装置の自燃領域はトルエンで約1000ppm以上となります。
  蓄熱燃焼装置の自燃領域はトルエンで約500ppm以上となります。
  直接燃焼装置の自燃領域はトルエンで約3000ppm以上となります。
  ※溶剤吸着燃焼装置は他の燃焼装置に比べ省エネです。

Q4
爆発の危険性?
A4
爆発の危険を回避するため、処理ガスは爆発限界以下の濃度にする必要があります。
トラブルにより爆発限界を超えてしまった場合、触媒燃焼装置、蓄熱燃焼装置、直接燃焼装置では、熱交換器の部分でガスが高温の面に接触するため、爆発の可能性が非常に高くなります。
溶剤吸着燃焼装置は、ガス処理と燃焼が別々に行なわれ、ガス処理ラインに高温の部分がありませんので、爆発の危険性は低く抑えられます。

Q5
設置場所の制約は?
A5
溶剤吸着燃焼装置、触媒燃焼装置、蓄熱燃焼装置、直接燃焼装置とも燃焼を行いますので、非防爆域に設置が必要です。
防爆域に設置が必要な場合は、溶剤回収装置による対策を推奨します。

A6
燃焼室の大きさは?
Q6
溶剤吸着燃焼装置は、活性炭と水蒸気により溶剤を濃縮後、燃焼させるので、燃焼室容積は、触媒燃焼装置、蓄熱燃焼装置、直接燃焼装置の1/5~1/10の大きさになります。
溶剤吸着燃焼装置は燃焼室が小さいので、機械の立上げ時間が短く(昇温時間が短い)、また、放熱量も少ないため、燃料消費を抑えることが可能です。

Q7
運転時間の制約は?
A7
蓄熱燃焼装置は、運転開始前に蓄熱体を昇温させる必要があり、1~2時間の昇温運転が必要です。(昼間のみの運転には適しません。)
直接燃焼装置及び触媒燃焼装置は、昇温時間が比較的短く、昼間のみの運転が可能です。
溶剤吸着燃焼装置は、最も燃焼炉が小型で、昇温時間が短く(10分程度)、また、溶剤を活性炭に貯蔵し、一定量を燃焼炉で燃やすことができるため、断続運転にも適用 可能です。

Q8
燃焼に伴うNOXの発生量は?
A8
有機窒素化合物(DMF、NMP、トリメチルアミンなど)を燃焼処理する場合、NOXの発生が懸念されます。(フーエルNOX=原料由来のNOXが発生)
溶剤吸着燃焼装置は、溶剤に水蒸気を混合させ、かつ、2段燃焼を行うことにより、NOX発生を抑えることが可能であり、NOX発生が懸念される溶剤処理に最適です。

Q9
溶剤の除去率?
A9
装置の設置目的は環境負荷の低減にあります。
環境負荷は、
 ①溶剤の大気放出量
 ②処理装置を稼動させることによる、CO2(燃料消費)の増加量
の合計となります。
一般に①を減らせば②が増加し、バランスを取ることが重要となります。
触媒燃焼装置、蓄熱燃焼装置、直接燃焼装置の溶剤除去率は、95~99%程度で固定され増減させることはできません。
一方、溶剤吸着燃焼装置は、燃料消費量とのバランスをとりながら、除去率を70%~95%程度に調整が可能です。


キーワード

適用工程

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適用先業種

本ページの所管部署 機械システム事業部

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